優等生タイプをざっくりいうと、
下記のようになります。
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声かけ診断の優等生タイプ。
これは文字通り優等生です。

0歳の頃は育児書通りの育児ができます。

言葉の発達も早くて、喃語の「まあまあみゃーみゃー」や「まんま」とかの声を出すのも割と早いタイプです。

1歳から 3 歳ぐらいになってくると、周りの子と比べると割と能力は高くて、頭の回転が速かったり、言葉の理解が進んでいるということがわかるような行動をする傾向があります。

夜泣きや夜間覚醒があるのも特徴の1つとして持っています。

3歳以降になってくると、いわゆる内と外を使い分けるといったような形で、求められる姿になることができます。

幼稚園や保育園では、先生の前ではいい子でいたり怒られないように振る舞ったり、周りの子を見て自分の姿を変えていくことができるタイプです。

1番になることが大好きで期待に応えたいとか、怒られたくないという気持ちが強いです。

そして、誰にも負けたくないという気持ちも強いです。

何かあった時に嘘をついて人のせいにしがちということがあります。

「だって〇〇ちゃんが言ったんだもん」とか、「〇〇くんがこれを先にこうしたんだから」という形で、友だちのせいにしてしまいがちという傾向があります。

そして何よりも、できている自分というものが好きなので、できないことがあるということが大きなストレスになります。

口が達者で理屈っぽくて行動を起こすというよりは割と口だけで喋っているという傾向があります。

一見優等生というところで、育てやすいという風に周りからは言われるのですが、外ではとてもいい子で求められる姿になれるからこそ、家ではすごく手がかかるし
頑固だという一面もあります。

ですのでお母さんからしてみると「どうして外ではいい子なのに、うちではこんなわがままなんだ。こんなに手がかかるんだ。こんなに私は大変なのにいい子だね、いい子だねって言われる!」という気持ちになり、その部分においてストレスを感じるかもしれません。

優等生の子どもというのは大人ももちろんそうですが、得意と苦手があります。

得意なものはルールのある遊び。

友だちとみんなでルールに従って遊ぶということが好きだったりします。

トランプや頭を使ってやるすごろくなど、みんなでルールを使って遊ぶというのが得意です。

そして、仲間同士同学年の横の繋がりを大事にする傾向にあります。

全体を仕切って企画したり、立案したり、指示したり、命令したりそういったリーダーシップを取ることが得意です。

新しいことにどんどん挑戦していったり、頭で考えた上で気持ちをすっと切り替えるというのも得意分野です。

一方苦手なこととしては一人でじーっと過ごすとか、誰かの脇役として補佐をすることです。

子どもというより大人同士の関係にはなりますが、何事もネガティブに考えすぎる人は、この優等生タイプが少し苦手とする相手になっています。

一見すると、とても扱いやすい子どもに見えて、家の中ではわがままで頑固で理屈っぽくて、行動しないで口だけになるというので、お母さんからすると少し扱いにくかったり、ちょっとイラっとするタイプと言えるかもしれません。

ただ、この優等生タイプというのは、「できない」ということが大きなストレスに
なってるんだなということを、まずはしっかり理解してあげてください。

人と比べた自分というものをすごく大事にしているということを知っておいていただければと思います。

 

 

優等生タイプの子どもを持つ親としての関わり方というところで、外でのストレスを家で発散させてあげるんだという気持ちで関わってあげましょう。

外ではとてもいい子です。

先生にも怒られないように、友だちとの輪もきちんと保ちながらリーダーシップを発揮して、何でもできる自分っていうのをいわば演じている状態です。

家に帰った時に「疲れたんだね」という風に癒してあげたり、ストレスを発散させてあげる場所が家だというところを理解してあげましょう。

外ではとても褒められてます。

たくさん褒められているので家の中では同じように「すごいね。偉いね」と言ったような褒め方ではなくて、iメッセージを使ってお母さんの気持ちを伝えるって言うことをしてあげてください。

極端に失敗することを恐れています。

ですので、失敗してもいいんだっていうことを教えていってあげる必要があります。

失敗して誰かと比べるのではなくて自分自身の成長というところをしっかり見れるように、自己評価がそういった部分で測れるように指導していく必要があります。

お母さんがあまのじゃくタイプだと、優等生タイプと向き合うっていうのは、バチバチ衝突が起きやすいです。

なので、自分がどのタイプなのかなっていうところも捉えながら見ていく必要があるわけですね。

優等生のお子さんは巧みに嘘をつきます。

小さい頃はわかりきった嘘をつきます。

だんだん大きくなると本当に嘘っていうのが上手になってきます。

嘘をつくと「なに嘘ついてるの!」とか「嘘はダメでしょっ」という風に、つい怒りたくなってしまいますが、そこを怒ったところであまり効果はなく、お母さんはその嘘を見抜いているよではないですが、「そうなんだね」と口と態度で示すだけでも効果的です。

そこで「なんでそんなに嘘つくの」と言うと「嘘じゃない」という感じで言い合いになります。

そうではなくて「へーそうなんだ、そうなんだね。」と言って、お母さんは全部わかってるけど本当にそうなんだねっていう風な顔で返事をしてあげると、優等生はそのあたりを察しがついて、「頭ではちょっとやばいことしちゃったかな?」とか「いま嘘つくのよくなかったかな?」という形で自分で考えることができます。

ですので本人も嘘をつくことがいいと思ってついてるわけではありません。

怒られたくないとか負けたくないとかかっこ悪いとこ見せたくないっていう思いで嘘をつきます。

ですのでその嘘に対して良い悪いとかをいちいち言わなくても、本人は良くないとわかってる上でついてるので、「へー。そうなんだ」という形で、大人な対応をするだけでも効果があります。

声のかけ方としてよくやってしまうのがやはり外でとてもいい子だし、外で何でもできている。

だから「家でもやってよ」と言いたくなります。

「なんで?外でやったでしょ」とか「保育園ではちゃんと食べてるんでしょ」とか
「学校ではちゃんと座ってるでしょ」など。

外でもできてるんだから家でやりなさいって言いがちですが、これはNGになります。

そうではなくて、iメッセージを使いましょう。

「こうしてくれたら嬉しいよ」とか「片付けてしてくれて嬉しいよ」とか「座ってくれたら嬉しいな」っていうiメッセージで伝えていきましょう。

「えらいねー、すごいね」というのもたくさん言われているので、iメッセージで伝えるようにしていきます。

あとは失敗してもいいというのを伝える伝え方です。

けれどもお母さんやお父さんが過去にどんな失敗をしてきたか、どんな悔しい思いをしたかというところを話してあげるだけで十分です。

「お母さんもこんなことがあったんだよね。」とか、「小さい頃はこれができなかったんだよね」とか。

「誰だってできないことあるんだよ」っていうところを伝えていってあげると言うのはすごく大事です。

具体的にリーダーシップをとって実行していくというのをどんどんやっていくことで、この優等生タイプの良さが引き出されていくので何かやりたいことがあるとか
やろうとしてるというのに気づいたら、それをいつやるか、どこでやるかということを言語化してあげて行動を一歩促すような声かけというのをしてあげるとより優等生の気質を活かしながらその子の良さがどんどん引き立つような行動がとれていきます。

ですので、優等生とはいえど子どもなので何でもかんでもできて当たり前という風に捉えるのではなくて、家では休憩してるんだなという風に思って優しく声をかけてあげてみてください。

 

いかがだったでしょうか?
ぜひ参考になる部分があったら
お子さんに試してみてください(*^^*)

 

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