天真爛漫タイプはざっくりいうと、
下記の通りになります。
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声かけ気質診断の天真爛漫タイプについて説明します。
天真爛漫タイプのお子さんは、0歳児はなかなか手のかからない赤ちゃんでよく寝て、よく飲み、よく食べ、理想的な子どもです。
無邪気でニコニコしていろんな人にもニコってすることができるお子さんです。
1歳から3歳までの間も笑顔で穏やかに結構誰でも愛想が良くて人が好きで、知らない人でも笑いかけることができるようなタイプのお子さんです。
3~6歳になってくると協調性が高くて自己主張が強くなくて、自分で決断するのが苦手なタイプです。
「どっちがいい?」とか「今日何着る?」とか言われても、何でもいいとかどっちでもいいので「自分で決めなさい」と言われるとすごく困ります。
本当にどっちでもいいと思っています。
結構クラスでみんなから愛されてすごいほわほわして、失敗しても許されるような愛されキャラみたいな子がいたと思いますが、この天真爛漫タイプはそういうタイプです。
細かいことはなかなか気にならずに「はい」って元気よく返事をするけれどすぐに忘れちゃったり、忘れ物が多かったりします。
それは聞いていないのではなくてちゃんと聞いているしわかっているけれど、忘れちゃうという感じです。
平和主義で、穏やかで、ニコニコしていて、喧嘩や争うことが苦手で、誰からも愛されて、みんなの輪の中心にいるような子です。
自分のペースを守りたいので、急かされるのが苦手です。
頭の中でいろいろ考えるのが得意なタイプでもあるので、なぞなぞやクイズが得意です。
先頭に立ってみんなの前で何かをやるというより、補佐として脇役としてみんなを
サポートしていくのが得意です。
遊びの中でも年上とか年下の仲介に入るような、喧嘩の仲裁に入っていくというのも得意だったりします。
喧嘩の仲裁に入るのが得意というより、そういった関係性になることが多いという感じです。
争い事は苦手なタイプではあります。
そして急ぎなさいと急がれたり、みんなの前に立ってリーダーシップを発揮したり
というのがなかなか苦手だったり、一つのことに対して一度落ち込んでしまったら、それをパチンと切り替えるのが苦手だったりします。
そして、朝の準備や朝ごはんなど時間が迫っているのに自分のペースでのんびりで、怒られてもあまり気にならないというか、聞こえているけれどそこまで聞こえてない感じになってしまい、せっかちなお母さんだとちょっとイライラすることが
多いようなほわほわキャラというようなタイプのお子さんになります。
天真爛漫タイプの親としての関わり方としては結構ゆったりまったりほわっとしているというのがあるので、熱が出たり体調を崩したりしてもなかなか自分で気づかない、もしくは気づいていても言えないタイプだったりします。
ですので、体調は大丈夫かなというのを周りが気にかけてあげる必要があります。
いろんな人に笑顔を振りまいて結構愛されキャラなので、小さい頃は公園でふっと連れて行かれないように気をつけないといけないタイプです。
手を繋いでついていっちゃうようなお子さんだったりします。
そして、自分の意志があまりなくて本当に何でもいいので、「どうしたらいい?」とか、どっちがいい?とか、決断を促すような関わり方をなるべく小さい頃からしてあげるようにしましょう。
もちろん強制するのではなくて、最初は例えば「朝ごはんはおにぎりとパンどっちがいい?」ということを、慣れてきたら朝ごはん何食べたいという風に変えていく。
「何でもいい」とか「わかんない」と言うと思うので、どれかだったらどっちがいいとか、好きなのはどっちという風に自分で選んでいく声かけを意識的にしてみてください。
とにかくのんびり屋さんなので、急かされるのがストレスです。
親が猛進タイプ優等生タイプだとなかなか大変です。
ちゃっちゃか動いて欲しいのに、「なんでそんなのんびりなの?」「急ぎなさい」とか「早く」と言いたくなるのが多いタイプです。
ただ、言いたくなりますが本人も好きでのんびりしているわけではないです。
そういう性格を持って生まれてきてしまっているということなので、急げ急げ早く早くとかはとってもストレスです。
ですのでそういった形で急がせるのではなく、決断を促すという声かけをなるべくたくさんしていきましょう。
どうしたいとか、ご飯何食べたいという形で自分で考えて気づく声かけ。
例えば朝の準備に時間がかかる、朝ごはんを食べるのに時間がかかる、どれだけ「急いで」と言ってもゆっくりゆっくり食べているのであれば、量を減らしてまずは3分の1を出す、そして食べ終わったら次を出すという風にしてみたり「お口止まっているよー」とか「今何をしている?」という風に、自分で気づいて動けるような声のかけ方を意識してみてください。
スモールステップでいいので出す量を減らすというのが一番効果的かなと思います。
急がせるのではなくて、急がなくてもスピードが早まる工夫をこちら側でしていく
ということになっていきます。
あとは天真爛漫の子の特性をいかしていくことを考えた時には、それは何のためにやるのか、つまりどういうことという風に目的を考える声かけを意識的にしてあげる、あまり自分で考えて何かをするのが得意ではないので、目的を考える声掛けが効果的です。
周りに流されたり、みんなの真ん中にいて仲介していろんな意見をまとめる役というか、反論せずうまく場をとりもつようなタイプなので自分でその目的を考えたり、どうしたいかを考えたり、何がしたいかを考えさせる声かけを意識的にしていくと自分のそのタイプをいかしながら考えていくこともできるようになっていきます。
お母さんが急ぎたい場合は結構イライラしちゃうことが増えてくると思うので、ゆったりさんなんだということの特性を理解した上で前もった行動や、自分で考えさせる癖をつける声かけを意識してみてください。