あまのじゃくタイプはざっくりいうと、
下記のとおりです。
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あまのじゃくタイプについて説明します。

あまのじゃくっていうふうに聞くとなかなかいいイメージがつかないかもしれないんですが、実は結構愛情深くてとってもいい子ですので、それについてお話していきたいと思います。

0歳から6歳ぐらいの子はなかなか育てにくかったりとか、育児に悩むってことが多いタイプではあります。

子育てを学んでみようっていうふうに思ったきっかけっていうのが、自分の子が扱いづらいとか、近くでなかなか手のかかる子がいるなあっていうふうなのがきっかけになる方がほとんどじゃないかなって思うんですけど、そのきっかけを作ってくれるのがこのあまのじゃくタイプなんです。

0歳の頃にも大泣きするのはもちろんなんですが、グズグズ抱くっていうのが当てはまりやすいです。

泣きながら文句を言われているような感覚になるような泣き方をするタイプです。

1歳~3歳ぐらいになってくると通常でもイヤイヤ期っていうのはありますが、それよりはるかにイヤイヤ攻撃が強い子さんになります。

思い通りにならないと不機嫌になったりとか、感情的で癇癪を起こしたり、駄々をこねてお母さんを困らせる。

これが優等生タイプとの違いっていうのは、優等生のお子さんは家では結構こういうタイプです。

外ではちゃんとするんですね。

なんですけど、あまのじゃくタイプっていうのはそこまで人に関心がなかったりするので、外でも自分がイヤだってなったら、イヤだっていうふうになることもあるってことですね。

ただ、3~6歳児になってくると社会性がだんだん高くなっていくので、外では普通に振る舞えるっていう子が多いです。

なので優等生にちょっと似てる感じにはなってきます。

ただ、人のことにはなかなか興味がなかったりとか、新しいことに興味を持ってなかったりっていうふうなタイプです。

なかなか他には興味を持ったりしないんですけれど、ただ一点集中型っていうことで自分がこれが良いと思ったものにはめちゃくちゃ集中ができます。

アスリートとかに多いタイプというふうに言われています。

あまのじゃくっていう風に「ひねくれ者」っていうふうに言われているのが褒められてもなかなか素直に喜べないっていうふうなのがあったりとか、っていうのが気質として持ち合わせているので、こういうふうに見られがちになってます。

ただ、結構不安な気持ちが多いっていうの表れなんですね。

とにかく不安の中で生きているんだっていうところを理解してあげてください。

得意なことは精細な作業だったりとか、1個のことに集中することなのでおままごととかが得意だったりします。

あとは社会性が高いっていうこともあって、年下の面倒を見るっていうのは結構お兄ちゃんお姉ちゃん振るっていうのは得意だったりするんですね。

あとはリフレーミング。

リフレーミングっていうのは1つのスキルであるんですけど、「視点を変えていく」っていうことが得意だったりします。

逆に苦手なものとして怖いもの。

人一倍不安が大きいので怖いものが苦手だったり、1人で何かにチャレンジするっていうのが得意ではなかったりします。

一見手がかかって、すごく大変で「もうお母さん疲弊します」っていう子なんですけれども、何かを決めれば一点集中でぐっと集中できたりとか、不安な気持ちを和らげてあげれば、すんなり話ができたりっていうタイプになります。

 

あまのじゃくタイプの親としての関わり方としては、とりあえず全てを受け入れるっていうのを一度意識してみてください。

ここでポイントなのが、「言うことを聞く」のとは全く違います。

わがままを言って、言うことを聞くいうのは全く違います。

それは「甘やかす」ってことになってきます。

そうではなくて「受け止める」「承認する」っていうのをやってほしいですね。

「承認していく」っていうのはオウム返しで相手の言ったことをそのまま伝えていくっていうのが一番やりやすいです。

例えば「お菓子買って!」とかね、これはどのタイプの子も言うことだと思います。

「お菓子買って!」って言った時に全部受け止めてほしいので、「お菓子買ってほしいんだね。」とか「そのお菓子がほしいんだね。」とか「お菓子見てるんだね。」とか「食べたいんだね。」っていう形でその子の今の状態、状況っていうのを一旦受け止めるっていうのをやってください。

「わかったよ、買うよ。」っていうのとはまた違うってことを理解しましょう。

これってあまのじゃくタイプの子はですね、いろんなことを仕掛けてきます。

それを一旦「あなたそう思ってるんだね。」とか、「へーそうなんだね、なるほどね。」とか言ったことそのまま受け止めたりっていう風な形で会話をすると、反抗的にこうかかってくるっていうよりはスムーズに自分のしたい事とかは伝えてくれるけれども癇癪がおきて叫びながら伝えることはしなくなっていきます。

声のかけ方として「だめ」とか「イヤだ」とか「何言ってんの」とかっていうのを言っちゃいたくなるようなことをたくさん仕掛けてくるんですけれども、一旦全部受け止めるんだっていうことを意識してみてください。

不安が大きいお子さんなので、反抗的だったりとか生意気だったりすると思いますが、しっかり毎日抱きしめて「大好きだよ」っていう思いをちゃんと届けてあげるようにしましょう。

得意なものを1つでも見つけてあげたりとか、好きなものをしっかり提供してあげるとそこにぐっと集中して自分の時間を楽しめたりするので、好きなものは何かなっていうのを見つけてあげるようにしてください。

その時にポイントなのは周りと比較しないということです。

特にやんちゃな男の子だったりすると、めちゃくちゃ手がかかって同い年のおとなしめの女の子とかに比べると「なんでうちの子こうなんだろう。」とか、同じくおとなしい男の子とかと比べると「なんでうちの子こうなんだろう」とか。

女の子のあまのじゃくタイプも結構大変なんですけど、口が達者でひねくれてるってなってくると一緒に喧嘩になっちゃったりとか、周りと比較すると「なんでうちの子だけ?」って思うことがたくさんあるタイプです。

ただ、生まれ持った性質なんだっていうところをしっかりまず理解してあげてください。

本人がもう生まれた時から持ってきちゃったんですよね。

お母さんを困らせようなんてこれっぽっちも持ってないわけです。

自分を表現したくて、自分自身はこうなんだよっていう主張を一生懸命しているわけです。

なので自分が責められてるんじゃないかとか、育て方が間違ってたんじゃないじゃないかとか思っちゃうことあると思うんですけど、そういうわけではないです。

もしかしたら子どもも「なんでこんなにうまく表現できないんだろう」って、自分で「もっと他の子と比べて他の子がもっと上手になってるのに、なんで僕だけなんで上手くできないんだろう?」っていうふうに悩んでるかもしれないです。

なのでその気持ちを親がしっかり受け止めてあげるってことをやってみたら、だんだん反抗的な態度だったりとかが落ち着いてきたりという風になってきます。

言ってはいけないこととしては「もう勝手にしなさい!」とか、「もう知らない!」とか、これ言いたくなることをいっぱいしてるわけです。

いっぱい言ってくるわけです。

ですが、ここ言いたくなるのをぐっとこらえて、例えばIメッセージで「そんなこと言われたら悲しいな~お母さん。大好きなのに。」っていう風に伝えてあげたりとか、「〇〇ちゃんにとってどんないいことがあるの?」って自分の視点をしっかり受け取ってあげるだったりとか、「そう考えたのはなんでなの?」っていうふうに理解しようとしてるよっていう態度を示してあげるっていう風な声かけが効果的です。

コミュニケーションがとれるようになってくれば、こういった声かけで「そう考えたのは何でなの?」とか「どんないいことがあるの?」っていう会話ができていくんですが、それよりも小さい場合はとにかく毎日抱きしめて「大好きだよ」って伝えるっていうのと、「そうしたいんだね」ってしっかり受け止めてあげてるっていうのが伝わるように、子どもにもしっかり伝わるような声のかけ方っていうのを意識してください。

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